鋳物六千年の「技」を伝承する

栄鋳造株式会社

会社方針

  1. 1.少量多品種製造への対応。
  2. 2.鋳造技術の伝承による高品質・短納期を目指す。

代表あいさつ

75年の経験と技術、ネットワークで、歴史と伝統ある鋳物の新たな可能性へ

私は“鋳物の町”と呼ばれる埼玉県川口市に生まれ、鋳物工場から上がる煙の臭いの中で育ってきました。小学生の時、学校には家業が鋳物屋という子は沢山いたのですが、同級生から芋屋?とか焼芋屋?と聞かれ、その都度説明していた記憶があります。社会の授業で地域の勉強と鋳物工場見学があるにもかかわらず…です。

小さい時はよく工場の中に入り社員の人と会話したり、時には砂型に悪戯して怒られたりもしました。中学・高校生の時はお小遣い欲しさに手伝ったりしました。その様なちょっとした経験がきっかけで現在家業を継いでいるのかもしれません。

創業75年の我が社は、長年培ってきた鋳造技術のノウハウを有しており、銑鉄鋳物はもちろん銅合金・ステンレス・アルミ鋳物の鋳造、さらには加工から組立てまで手掛けて参りました。しかしながら、近年、音・振動・臭い等に対する周辺地域への環境対策や原材料高騰・人件費等のコストUPなど鋳造業を取り巻く環境は厳しさを増しつつあり、こうした課題に対応しつつ、製造効率を向上させ高品質な製品を造ることが求められています。

幸い、75年という長い歴史の中で、我々は信頼できる様々な分野の協力工場と関係を築くことができました。これら協力工場のネットワークと長年育んできた我が社の技術力・ノウハウの結晶により、お客様の期待に応える製品を造ること。それが我々の使命と考えます。また、歴史と伝統ある鋳物の新たな可能性を見出すべく、お客様と我々、そして協力工場の三位一体でのチャレンジを続け、鋳物の新しい世界を広げることで鋳造業界の発展に寄与したいと考えています。

代表取締役社長 小島 章弘

コラム

鋳物技術の伝承を通して社会へ貢献

紀元前4,000年頃、世界最古の文明発祥地であるメソポタミア地方で鋳物は誕生したといわれています。日本へは紀元前数百年頃に伝来。1世紀には銅鐸や銅鏡、刀剣、奈良時代には仏像や梵鐘などが鋳造されました。

そして、6,000年という悠久の刻を経た今日でも、鋳物は自動車や鉄道車両、船舶、飛行機、産業機械等の部品をはじめ、日用品や家電製品、建築関係など、私たちの生活に深く浸透。なくてはならない技術となっています。

こうした鋳物の歴史・伝統・技術の火を絶やさず、伝承していくとともに、鋳物づくりを通して社会へ貢献すること。これこそが、熱き職人魂を持つ私たち栄鋳造の果たすべき責務と考えます。